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メール配信ツールで メールマーケティングを シンプルに

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メールマーケティングの自動化を設定する

公開日: · 最終更新日: · 著者

この記事のポイント

Maildroppaでメールマーケティングを自動化する方法を解説します。登録、項目、タグ、イベント、Webhookのトリガーから、フロー内でのメール作成、リードマグネットの配信、待機時間、条件分岐まで紹介します。

自動化を使うと、購読者の行動、日付、データの変更、外部アプリケーションのイベントに応じて、一連のメール配信フローを作成できます。

自動化は、ビジュアル形式のフローとして組み立てます。トリガーでコンタクトが参加するタイミングを決め、その後のステップでメールの送信、待機、購読者データの更新、別システムの呼び出し、条件による経路の分岐を設定します。一般的なウェルカムメールやフォローアップのステップメール、記念日メール、購読者のセグメント分けには、プログラミングは不要です。外部アプリケーションと連携する場合も、同じビルダーでCustom EventやInbound Webhookのトリガーを利用できます。

このガイドでは、Automationsページとビルダーの機能を詳しく説明します。現在利用できるすべてのトリガーとステップ、自動化内のメールエディター、イベントデータ、リードマグネットの配信、公開、バージョン管理、安全なWebhook設定までを取り上げます。

自動化でできること

代表的な活用例を紹介します。

  • ウェルカムシリーズ — コンタクトが登録確認を完了すると開始します。すぐにウェルカムメールを送り、2日待ってから、役立つコンテンツを続けて配信します。
  • リードマグネットの配信 — 特定のSignup Flowで登録確認が完了すると開始します。保護されたダウンロードリンクを送り、後日フォローアップします。
  • 誕生日・記念日メール — 購読者の項目に保存された日付に合わせて、毎年開始します。
  • 関心に応じたフォローアップ — タグが追加されると開始し、その関心に合ったコンテンツを配信します。
  • プロフィール入力を促すフロー — 項目の値が追加、更新、削除されたときに実行します。
  • 商品利用・購入に応じたフロー — バックエンドからtrial.startedorder_paidなどのイベントを送信し、そのイベントのプロパティをメールや条件に使用します。
  • ノーコードの受信連携 — 外部ツールに専用のWebhook URLを設定し、JSONを受信すると特定の自動化を開始します。
  • 購読者情報の管理 — タグの追加・削除、項目の更新、別の自動化の開始・停止、コンタクトの配信停止を行います。
  • システム連携 — コンタクトが特定のステップに到達すると、署名付きのJSON Webhookを別のアプリケーションに送信します。

Automationsページを開く

メインナビゲーションで「Automations」を開きます。

一覧には、アカウント内のすべての自動化が表示されます。各行には、Status(ステータス)、Automation Name(自動化名)、Active Subscribers(進行中のコンタクト数)、Completed Subscribers(完了回数)が表示され、右端にアクションメニューがあります。

Automations:自動化の一覧

自動化のステータス

ステータスで、自動化の現在の動作状況を確認できます。

Draft — 準備中の自動化です。コンタクトの受け入れやステップの実行は行いません。編集を続け、準備が整ったら有効化できます。

Active — 稼働中の自動化です。トリガーに一致すると新たな実行を開始でき、すでに参加しているコンタクトはステップを進み続けます。

Paused — 再び有効化するまで、新しいコンタクトは参加せず、参加済みのコンタクトも先へ進みません。一時停止中もInbound Webhook URLでリクエストを受け付けて記録できますが、そのリクエストで実行が開始されることはありません。

Disconnecting — 開始トリガーは新しいコンタクトを受け付けませんが、参加済みのコンタクトはフローを進み続けます。進行中の最後のコンタクトが退出すると、Maildroppaが自動的にアーカイブします。この状態の自動化は読み取り専用です。

Archived — 終了した自動化で、読み取り専用です。コンタクトの受け入れやステップの実行は行いません。内容を表示したり、新しい下書きのひな形として使用したりできます。

一覧に表示される件数

Active Subscribersは、その自動化のステップで現在待機中、または進行中のコンタクト数です。

Completed Subscribersは、自動化の実行が完了した回数です。再参加を有効にすると、同じコンタクトが同じ自動化を複数回完了できます。そのため、必ずしも重複を除いたコンタクト数とは一致しません。

各行のアクション

行の右端にある3点メニューを開きます。利用できるアクションは、現在のステータスによって異なります。

  • Activeの自動化は、一時停止、切断、編集、下書きとしてコピー、削除ができます。
  • Pausedの自動化は、有効化、切断、編集、下書きとしてコピー、削除ができます。
  • DisconnectingとArchivedの自動化は、表示、下書きとしてコピー、削除ができます。
  • Draftの自動化は、編集または削除ができます。

「Use as Draft」は、編集可能な別のコピーを作成します。元の自動化を再有効化したり、変更したりする操作ではありません。元の自動化でInbound Webhook URLを使用していても、その秘密URLは新しい下書きにコピーされません。コピーには専用のURLが必要です。

自動化を作成する

「Create Automation」をクリックして、ビジュアルビルダーを開きます。

自動化を利用するには、次の要素が必要です。

  1. 名前。
  2. 1つ以上のトリガー。
  3. 接続されたステップが1つ以上。
  4. 最初のステップから各分岐の終点まで、途切れずにつながる経路。

キャンバスでは、新しいステップを挿入できる位置にプラスボタンが表示されます。プラスボタンをクリックし、ステップの種類を選んで設定します。既存のトリガーやステップにカーソルを合わせると、編集や削除ができます。

テスト中は、Draftの状態で作成・保存します。トリガー、コンテンツ、条件、リンク、待機時間、連携を確認してから有効化してください。

Automations:自動化キャンバス

トリガー:コンタクトが自動化に参加するきっかけ

トリガーは、自動化の開始点です。Maildroppaでは現在、9種類のトリガーを利用できます。

  1. Signup confirmed
  2. Date Anniversary
  3. Tag is Added
  4. Tag is Removed
  5. Custom Event
  6. Inbound Webhook URL
  7. Field is Added
  8. Field is Updated
  9. Field is Removed

Automations:トリガー選択ダイアログ

全体を対象にするトリガーと、対象を絞るトリガー

登録、タグ、項目のトリガーは、広い範囲を対象にすることも、特定の対象に絞ることもできます。

たとえば、「Any Tag」はユーザーが作成したすべてのタグに反応します。一方、「Webinar」を指定したトリガーは、そのタグが割り当てられたときだけ反応します。「Any Field」と、特定の項目を選んだトリガーも同じ仕組みです。

同じ種類について、全体を対象にするトリガーと対象を絞るトリガーを、1つの自動化に併用することはできません。「Any Tag」には「Webinar」タグも含まれるため、両方を追加すると対象が重複します。同じ対象を指定したトリガーを重複して追加することもできません。

1つの自動化には、標準トリガーを最大30個追加できます。いずれかに一致すると、コンタクトが参加します。ただし、Custom EventとInbound Webhook URLは特別なイベントデータトリガーで、後述する厳格なルールが適用されます。

Signup Confirmed

このトリガーは、コンタクトがダブルオプトインの確認メール内のリンクをクリックし、登録を確認した後にのみ開始します。フォームを送信しただけでは開始しません。

配信フローに合わせて、登録元の範囲を選びます。

  • Form — 特定の登録フォームを選択します。
  • Signup flow — 特定のSignup Flowを選択します。
  • All sources — すべての登録元からの確認済み登録に反応します。

ウェビナーのランディングページなど、1か所の掲載先に自動化を紐付ける場合は、Formで特定のフォームを選びます。複数のフォームで同じ登録確認の流れとフォローアップを共有する設計なら、Signup Flowを指定します。All sourcesは、すべての確認済み登録に同じ自動化を適用する場合にのみ使用してください。

ダブルオプトインのメッセージ、リダイレクト、確認ページ、フォームの割り当てについては、Signup Flowsガイドを参照してください。

Date Anniversary

Date Anniversaryは、選択したDate型のカスタム項目に保存された月日を基準に、毎年自動化を開始します。

たとえば、「Birthday」項目の値が1988-04-12の場合、毎年4月12日に開始できます。元の年は日付の一部ですが、その年だけに実行を制限するものではありません。

選択できるのは、有効なDate型の項目のみです。まだ作成していない場合は、このトリガーを設定する前に「Subscriber Fields and Tags」で作成してください。

毎年実行するフローでは、通常、再参加を有効にする必要があります。再参加が無効だと、前年の誕生日の自動化を完了したコンタクトは、今年も同じ自動化に参加することができません。

Tag is AddedとTag is Removed

これらのトリガーは、ユーザーが作成したタグが実際にコンタクトへ割り当てられたとき、またはコンタクトから削除されたときに開始します。「Any Tag」または特定のタグを選びます。

関心分野、ライフサイクルの段階、顧客グループ、ウェビナーへの参加、手動フォローアップの待機リストなどに活用できます。Maildroppa上でのプロフィール変更、対応しているAPIによる個別更新、ユーザーによるタグの一括操作で、これらのトリガーを開始できます。

Maildroppaが反応するのは、実際に変更があった場合だけです。すでに付いているタグを割り当てたり、付いていないタグを削除したりしても、新しいタグ変更イベントは発生しません。

自動化ステップでタグを変更しても、それをきっかけに別のタグトリガーの自動化が連鎖的に開始されることはありません。ある自動化から別の自動化へ意図的にコンタクトを引き継ぐ場合は、「Start Other Automation」アクションを使用してください。

Field is Added、Field is Updated、Field is Removed

これらのトリガーは、購読者プロフィールの項目の値が変わると反応します。それぞれ「Any Field」または特定の項目を監視できます。

  • Field is Added — 空だった項目に値が追加されます。
  • Field is Updated — 既存の値が別の値に変更されます。
  • Field is Removed — 項目の値が消去されます。

この違いを利用すると、たとえば生年月日が初めて追加されたときは役立つ情報を伝えるメッセージを送り、後から変更されたときはデータの確認プロセスを開始する、といった使い分けができます。

これらのイベントは、Maildroppaアプリでのプロフィール編集や、対応しているAPIによる個別更新で発生します。登録処理、インポート、別の自動化ステップによる変更では、この種類のトリガーは開始しません。登録を起点とするフローには、Signup confirmedを使用してください。

アーカイブ済みの項目は、新しいトリガーでは選択できません。既存の参照は、以前の自動化の内容を確認・修正できるように表示されたままになります。ただし、編集後の設定を有効化する前に、その項目を復元するか、別の項目に置き換えてください。

項目の種類とアーカイブ時の動作については、Subscriber Fields and Tagsガイドを参照してください。

Custom EventとInbound Webhook URL

どちらも、外部システムから自動化を開始し、その実行専用の一時データを渡せるイベントデータトリガーです。適した連携方法が異なります。

Custom EventInbound Webhook URL
適した用途名前を付けたビジネスイベントを送信するバックエンド連携専用URLにJSONを送信できるツールとの連携
アドレス共通のEvents APIエンドポイント1つの自動化専用に作成される秘密URL
認証X-API-KeyヘッダーURLパス内の秘密アクセストークン
振り分けeventKeyで反応する自動化を決定URLで特定の1つの自動化を識別
再利用複数の自動化が同じイベントキーに反応可能URLはその自動化専用
テストモードtriggerAutomations: falseを送信有効化前のリクエストはテストデータとして扱う

イベントデータトリガーを使う場合、その自動化に設定できるトリガーはそれだけです。Custom EventやInbound Webhook URLを、Signup confirmed、タグトリガー、項目トリガー、Date Anniversary、または別のイベントデータトリガーと組み合わせることはできません。このルールにより、フロー内のすべてのメールと条件で、イベントプロパティを確実に利用できるようになります。

イベントデータは、自動化の1回の実行に紐付きます。購読者プロフィールに永続データとして自動保存されるわけではありません。必要な情報をコンタクトにも保存する場合は、Update Fieldステップを追加してください。

Custom Eventトリガーを設定する

サーバーからAPIキーを使ってMaildroppa Events APIを呼び出せる場合は、「Custom Event」を選択します。

ステップ1:イベントキーを決める

次のように、継続して使えるビジネスイベント名を入力します。

  • trial.started
  • order_paid
  • booking_created

イベントキーには、英字、数字、ドット、アンダースコア、ハイフンを使用できます。完全一致で判定されるため、order_paidorder.paidは別のイベントとして扱われます。連携のデプロイ後は、同じ名前を使い続けてください。

ステップ2:新しいコンタクトを許可するか決める

「Allow new contacts from this source」で、未登録のメールアドレスの扱いを設定します。

  • オフの場合、Maildroppaにコンタクトとして登録済みのメールアドレスだけが、自動化を開始できます。未登録のアドレスは拒否されます。
  • オンの場合、Maildroppaが未登録のメールアドレスでコンタクトを作成してから、自動化を開始します。

送信元システムの役割が、Maildroppaで管理している既存コンタクトへの情報追加や、そのコンタクトに応じた処理だけであれば、オフのままにします。外部イベントをコンタクトの作成元として承認しており、その処理に必要な許可も得ている場合にのみ、オンにしてください。

ステップ3:APIキーを作成または使用する

設定チェックリストに、APIキーが利用可能かどうかが表示されます。必要に応じて、トリガーの設定画面から作成してください。

APIキーはパスワードと同様に扱い、サーバー側のコードでのみ使用してください。ブラウザーのJavaScript、公開リポジトリ、スクリーンショット、サポートチケット、公開ドキュメント、共有ログに含めないでください。cURLコマンドの例をコピーすると、秘密情報もクリップボードにコピーされます。

リクエストの送信先は次のとおりです。

POST https://api.maildroppa.com/events

次のヘッダーを使用します。

X-API-Key: YOUR_API_KEY

APIキーの基本的なセキュリティとローテーションについては、APIキーガイドを参照してください。

ステップ4:テストイベントを送信する

triggerAutomationsfalseに設定して、イベントを送信します。これにより、稼働中の自動化を開始せずに、Maildroppaでイベントプロパティを検出できます。

{
  "eventKey": "trial.started",
  "email": "contact@example.com",
  "properties": {
    "planName": "Professional",
    "trialDays": 14,
    "salesAssisted": false
  },
  "occurredAt": "2026-07-16T08:00:00Z",
  "triggerAutomations": false
}

プロパティは、ネストのないフラットなオブジェクトで指定する必要があります。値には文字列、数値、ブール値、nullを使用できます。プロパティ名には、英字、数字、アンダースコア、ドット、ハイフンを使用できます。シリアライズ後のpropertiesオブジェクトのサイズは、最大64 KiBです。

検出されたプロパティは、トリガーの設定画面に表示されます。その後、メールのパーソナライズや、条件の「Event data」で選択できるようになります。たとえば、planName{{event.planName}}としてメールに挿入できます。

ステップ5:チェックリストを確認して有効化する

Custom Eventのチェックリストで、次を確認します。

  • イベントキーが設定されている。
  • APIキーが利用可能になっている。
  • テストイベントのデータが検出されている。
  • トリガーを有効化する準備が整っている。

自動化を有効化した後は、triggerAutomationstrueに設定して本番イベントを送信します。イベントキーは完全に一致している必要があります。イベントプロパティはその自動化の実行データとともに保存され、すべてのステップで利用できます。

Automations:Custom Eventトリガー

Inbound Webhook URLトリガーを設定する

外部アプリケーションがJSONのPOSTリクエストを送信できるものの、アカウント全体のAPIキーを渡したくない場合は、「Inbound Webhook URL」を選択します。

Maildroppaが、この自動化専用の秘密URLを作成します。例:

https://in.maildroppa.com/webhooks/inbound/SECRET_TOKEN

パス内のトークンによってアクセスが許可されます。APIキーは不要で、このURLに紐付く自動化だけを開始できます。

ステップ1:URLを作成する

Inbound Webhook URLトリガーを追加し、保存を求められたら自動化を保存します。MaildroppaがURLを作成し、表示します。

外部システムのWebhook設定に、このURLをコピーします。URL全体をパスワードと同様に扱ってください。公開したり、クライアント側のコードに記載したり、通常の共有ログに含めたりしないでください。

ステップ2:JSONのテストリクエストを送信する

設定画面には、そのままコピーできるmacOS/Linux用とWindows PowerShell用のサンプルがあります。コンタクト1人につき、Webhookリクエストを1件送信します。ペイロードには、Maildroppaが識別できる場所に、有効な受信者メールアドレスが含まれている必要があります。

例:

{
  "email": "contact@example.com",
  "checkout": {
    "id": "checkout_123",
    "total": 99
  },
  "planName": "Professional"
}

有効化前に受け付けたリクエストは、短期間のテストデータとしてのみ保存されます。自動化の開始やメールの送信は行いません。

外部システムがリクエストを自動的に再試行する場合は、Idempotency-KeyまたはX-Webhook-Idヘッダーを送信してください。これにより、Maildroppaが同じ送信を識別し、同一イベントによる二重実行を防ぎやすくなります。内容が同じでも意図的に別々のイベントとして送る場合は、それぞれに異なるイベントIDを付けてください。

ステップ3:受信者メールアドレスを選択する

Maildroppaは、最新の有効なテストリクエストを調べ、メールアドレスを含む項目の候補を探します。

  • 該当する項目が明確に1つ見つかった場合は、自動選択できます。
  • 候補が複数ある場合は、コンタクトを識別する項目を選択します。
  • 見つからない場合は、ペイロードを調整してテストリクエストを再送信します。

選択したパスは、Webhook連携で守るべきデータ仕様の一部になります。受信者の配列を送るのではなく、受信者ごとに1件のリクエストを送信してください。

ステップ4:未登録のコンタクトを作成するか決める

「Create missing contacts」が無効の場合、自動化を開始できるのは既存のコンタクトだけです。未登録のメールアドレスはログに記録されますが、実行は開始されません。

有効にすると、Maildroppaが有効な未登録のメールアドレスで新しいコンタクトを作成し、その後に自動化を開始します。受信元によるコンタクト作成を許可している場合にのみ、有効にしてください。

ステップ5:イベントデータを確認する

Maildroppaは、テストペイロードから検出した利用可能な値を一覧表示します。この候補一覧は、固定された完全なスキーマではありません。必要な項目がない場合は、その項目を含めた新しいテストリクエストを送信し、テストデータを更新してください。

受信者メールアドレスは特別に処理されるため、イベントデータのプロパティとして重複登録されません。また、リスト、機密情報と思われる値、深くネストされた値、空のオブジェクト、安全でないプロパティ名、対応する検出上限を超える項目も除外される場合があります。

検出された項目は、メールでは差し込みタグとして、条件では「Event data」で利用できます。値は、本番の自動化実行ごとに個別に取得されます。

ステップ6:チェックリストを確認して有効化する

設定チェックリストで、次を確認します。

  • Webhook URLの準備が整っている。
  • 有効なテストリクエストを受信している。
  • 受信者メールアドレスが検出または選択されている。
  • フローでイベントデータを使う場合、そのデータが利用可能になっている。
  • Webhookを有効化する準備が整っている。

自動化を有効化すると、Maildroppaは設定用のサンプルを削除します。それ以降の新しいリクエストで、本番の実行を開始できます。

URLのステータスとセキュリティ

受信URLには、次のステータスがあります。

  • Pending — リクエストは設定用データとして保存され、実行は開始しません。
  • Live — 有効なリクエストで、Activeの自動化を開始できます。
  • Paused — リクエストを受け付けて記録しますが、実行は開始しません。
  • Revoked — URLは永久に無効化されており、実行を開始できません。
  • Expired — 期限内に有効化されませんでした。新しいURLを作成し、再度テストしてください。

計画的にURLを変更する場合は、「Rotate URL」を使用します。Maildroppaが新しいURLを作成し、以前のURLも24時間は有効なままになります。その間に外部アプリケーションの設定を更新できます。

「Replace URL Now」は、現在のURLが漏洩または悪用された場合にのみ使用してください。古いURLは直ちに無効化され、この操作は元に戻せません。以降のイベントを受信するには、送信元の設定を新しく生成されたURLに更新してください。

Automations:受信Webhookトリガー

ステップを追加・編集する

トリガーの下、または既存のステップの間にあるプラスボタンをクリックします。最初のダイアログには、4つの主な選択肢が表示されます。

  • Action
  • Delay
  • Email
  • Condition

ActionとDelayを選ぶと、具体的なステップの種類を選択する次の画面が開きます。

ステップを編集するには、カーソルを合わせて編集アイコンを選択します。削除するには、削除アイコンを選択し、警告を確認して確定します。進行中のコンタクトがいる自動化からステップを削除すると、そのステップで待機中のコンタクトが自動化から除外される可能性があります。稼働中のフローは慎重に確認してください。

アクションステップ

Actionカテゴリには、7種類のアクションがあります。

Update Field

購読者の項目を選択し、新しい値を入力します。入力方法は、選択式や複数選択式など、項目の種類に応じて変わります。

ライフサイクルの段階の保存、希望や設定の記録、コンタクトが節目に到達した後に必要な情報を保存する用途に使います。アーカイブ済みの項目は、新しいアクションでは選択できません。

Add Tag

ユーザーが作成したタグから、コンタクトに割り当てるものを選択します。このアクションでは、システムタグは使用できません。

タグは、内部での整理、セグメント分け、後でキャンペーンの配信対象を選ぶ際に活用できます。すでに割り当てられているタグを追加しても、プロフィールは変わりません。

Remove Tag

ユーザーが作成したタグから、削除するものを選択します。コンタクトにそのタグが付いていなければ、変更せずに次へ進めます。

Start Other Automation

適切な別の自動化を選択し、同じコンタクトに対して開始します。

小規模で再利用しやすいフローを、明示的につなぐための方法です。Maildroppaは無効な対象を除外し、自動化間の依存関係を確認します。これにより、自動化Aが自動化Bを開始し、自動化Bが自動化Aを開始するような循環を防ぎます。

対象の自動化に設定された再参加ルールも適用されます。その自動化ですでに進行中のコンタクトは、同時に2つ目の実行を開始できません。

Stop Other Automation

このコンタクトの進行を止めたい別の自動化を選択します。後から発生したイベントによって、それまでの顧客育成用ステップメールが不要になった場合などに便利です。

Send Webhook

Send Webhookは、コンタクトがこのステップに到達したときに、署名付きのJSON POSTリクエストを送信します。これは送信アクションであり、受信用のInbound Webhook URLトリガーとは異なります。

次の項目を設定します。

  • 公開HTTPSの送信先URL。
  • サーバー側認証に使うカスタムヘッダー(任意)。
  • 対応するすべての購読者項目、または選択した項目。
  • アカウントのWebhook用「Signing secret」。

保存前に、ダイアログでペイロードをプレビューできます。テストWebhookを送信してエンドポイントを確認し、その結果や後の本番送信履歴をステップから確認してください。

購読者データはJSONの本文で送信されます。送信先URLは固定し、個人データや秘密情報をクエリパラメーターに含めないでください。本番の送信はバックグラウンドで処理され、一時的な障害が起きると再試行されます。テストリクエストは1回だけ送信され、再試行されません。

受信側が410 Goneを返すと、そのエンドポイントが存在しなくなったことを明示しているため、Maildroppaはそのステップからの送信を無効化します。受信側またはURLを修正してから、ステップの「Re-enable」を使用してください。

自動化のWebhookとアカウント全体の開発者向けWebhookは、同じSigning secretを使用します。署名検証、再試行の動作、送信先の要件、シークレットのローテーションについては、Webhookガイドを参照してください。

Unsubscribe

Unsubscribeは、そのコンタクトをすべてのメールの配信停止に設定します。終端ステップのため、この経路では後にステップを追加できません。

明確な配信停止の意思や、意図して設計した方針に基づく自動化でのみ使用してください。1つの自動化を止めるだけなら、UnsubscribeではなくStop Other Automationを使用します。

待機ステップ

待機ステップでは、コンタクトが次のステップに進むタイミングを調整します。

Fixed Delay

数値を入力し、Minutes、Hours、Days、Weeks、Monthsから単位を選択します。

最小の待機時間は5分です。分以外の単位では、1以上の数値が必要です。固定時間の待機はコンタクトがそのステップに到達した時点で始まります。そのため、同じ待機時間を設定していても、コンタクトごとに実際の待機開始・終了日時は異なります。

Date Field Delay

有効なDate型のカスタム項目を選択します。コンタクトは、その項目に保存された日付まで待機します。

その項目に値がない場合の動作も設定する必要があります。

  • Proceed Immediately — 待機せず、次のステップに進みます。
  • Wait Indefinitely — 値が設定されるまで、このステップで待機し続けます。
  • Remove Subscriber — このコンタクトの現在の自動化実行を終了します。

用途に合わせて慎重に選んでください。「Wait Indefinitely」では、コンタクトが長期間進行中のままになる可能性があります。「Remove Subscriber」では、その後のステップを実行せずにフローを終了します。

自動化の中でメールを直接作成する

Emailステップでは、自動化のワークフロー内でフル機能のメールエディターが開くようになりました。別途Transactional Emailを作成し、ドロップダウンから選ぶ必要はありません。

「Subject」に件名、必要に応じて「Preheader」にプリヘッダーを入力し、ビジュアルエディターで本文を作成します。コンテンツブロックをドラッグして追加し、見た目を設定できます。「Browse Templates」をクリックすれば、既存のデザインから作り始めることもできます。完成したら「Save Step」をクリックし、メールを保存して自動化キャンバスに戻ります。

メールには、アカウントで設定した標準のMaildroppaフッターが含まれます。共通の外観は、Footer Styleページで設定してください。

Automations:自動化内のメールエディター

SubjectとPreheader

Subject(件名)は必須で、最大255文字です。Preheader(プリヘッダー)は任意で、最大100文字です。

受信トレイでは、どちらも途中で省略されることが多いため、重要な情報は先頭付近に置いてください。入力中は、エディターに文字数の目安が表示されます。

テンプレートとコンテンツブロック

「Browse Templates」を開くと、メールに適したテンプレートが表示されます。選択すると現在の本文デザインが置き換わるため、手作業で細かく編集する前にテンプレートを選んでください。

ビジュアルエディターでは、レイアウト用の構造とコンテンツブロックを使って、テキスト、画像、ボタン、余白、ソーシャルリンクなど、対応するコンテンツを配置します。有効化前にプレビューで、リンク、モバイルでの表示、差出人情報、フッターのコントラスト、最終的な文面を確認してください。

パーソナライズ

コンタクトに保存されている情報を差し込むには、購読者情報のパーソナライズ項目を使用します。

Custom EventまたはInbound Webhook URLで始まる自動化では、検出されたイベントプロパティもパーソナライズタグとして利用できます。例:

Your {{event.planName}} trial has started

イベントの値は、そのメールのステップに到達した個別の実行データから取得されます。必須のプロパティがある場合は、テストペイロードに含まれていることと、本番のすべての送信元が同じデータ仕様に従っていることを確認してください。

自動化メールにリードマグネットを追加する

自動化メールでは、登録確認の完了直後にリードマグネットを配信できます。リードマグネットには、保護されたアップロードファイルや、Maildroppaで管理するURL形式の特典を使用できます。

リードマグネットの配信を利用できるのは、自動化内のすべてのトリガーが、特定のSignup Flowを指定した「Signup confirmed」である場合だけです。All sources、Formでの直接指定、Date Anniversary、タグや項目のトリガー、Custom Event、Inbound Webhook URLでは利用できません。この厳格な紐付けにより、特定のSignup Flowでダブルオプトインを完了した登録と、ダウンロードを確実に対応させます。

リードマグネットを追加する手順は次のとおりです。

  1. 条件を満たす自動化で、Emailステップを追加または編集します。
  2. 「Lead magnet delivery」を開きます。
  3. ファイルまたはURL形式の特典を選択します。
  4. メール本文にボタンまたはテキストリンクを作成します。
  5. リンク先に「Lead magnet URL」のパーソナライズタグを指定します。
  6. Emailステップを保存し、続いて自動化を保存します。

Maildroppaは内部で差し込みタグ{{ lead_magnet_url }}を使用し、送信時に保護されたMaildroppaのダウンロードリンクに置き換えます。

このタグは、必ずメール本文内のリンク先として使用してください。Subject、Preheader、表示テキストなど、リンク先以外の場所には配置しないでください。リードマグネットを選択していても、有効なダウンロードリンクがなければ、エディターでは保存できません。また、特典を選択せずにリードマグネットURLタグだけを使用した場合も保存できません。

保護されたリンクは、そのまま使い続けられます。後からファイルを差し替えたり、特典のリンク先を変更したりしても、送信済みメールのリンクは引き続き機能し、現在のリンク先にアクセスできます。

条件ステップ

Conditionは、コンタクトがそのステップに到達した時点のデータを評価し、フローを2つの経路に分けます。

  • YES — 条件式全体に一致します。
  • NO — 条件式に一致しません。

条件には、購読者の項目、タグ、セグメントを使用できます。Custom EventまたはInbound Webhookの自動化では、検出されたEvent dataも使用できます。

フィルターを組み合わせる

条件は、フィルターグループで設定します。

  • 同じグループ内のフィルターは AND で結合されます。そのグループ内のすべてのフィルターに一致する必要があります。
  • 別々のグループは OR で結合されます。いずれか1つのグループ全体に一致すれば、条件を満たします。

例:

グループ1

  • CountryがGermanyと等しい
  • かつ、タグにCustomerが含まれる

または、グループ2

  • Event dataのplanNameがProfessionalと等しい
  • かつ、Event dataのtrialDaysが7より大きい

どちらかのグループ全体に一致すれば、コンタクトはYESに進みます。それ以外はNOに進みます。

イベントデータによる条件

「Event data」が表示されるのは、自動化にCustom EventまたはInbound Webhook URLトリガーがあり、Maildroppaが利用可能なプロパティを検出している場合だけです。

必要なプロパティがない場合は、triggerAutomations: falseを指定してCustom Eventのテストを再送信するか、有効化前に受信Webhookのテストリクエストを再送信してください。Inbound Webhookの条件は、設定中に受け付けたテストサンプルを使ってプレビューできます。

イベントデータは、コンタクトのプロフィールではなく、実行時に取得したスナップショットから評価されます。似た名前の購読者項目を更新しても、実行開始時に取得したイベントの値は変わりません。

3つ以上の経路を作成する

1つのConditionには、YESとNOの2つの分岐しかありません。国別、料金プラン別など、複数の経路に分けるには、NO分岐に別のConditionをつなぎます。どの条件にも当てはまらない場合の最終経路まで、同様に設定を続けます。

保存、有効化、再参加

フローが完成したら、Draftとして保存するか、有効化します。

自動化には、「Confirmed Signup - Main Welcome」「Annual Birthday Offer」「Trial Started - Professional」のように、内容が明確で重複しない名前を付けてください。具体的な名前なら、バージョンや自動化間のアクションを識別しやすくなります。

Allow Reentry

再参加の設定では、過去にその自動化を完了したコンタクトが、再び参加できるかどうかを決めます。

  • 再参加がオフの場合、完了済みのコンタクトは同じ自動化を再び開始できません。
  • 再参加がオンの場合、後日トリガーに一致すると、再び参加できます。

同じコンタクトが、1つの自動化で同時に2つの実行を進めることはできません。また、再参加が有効でも、完了回数はコンタクトごと・自動化ごとに1日最大10回です。

毎年の記念日やリピート購入など、繰り返すことを想定したフローでは再参加を有効にします。初回のみの利用開始案内や、1回だけ届けるリードマグネットでは、オフのままにしてください。

有効化前のチェック

Maildroppaは、自動化を有効にする前に設定全体を確認します。フローに応じて、次の項目をチェックします。

  • トリガーとステップに不足がないか。
  • 各分岐が接続され、開始ステップが有効か。
  • 不正な循環や自動化間の依存関係がないか。
  • メールの内容とパーソナライズの構文が適切か。
  • リードマグネットの割り当てとダウンロードリンクの配置が適切か。
  • Custom EventのAPIキーと、検出されたテストデータがあるか。
  • 受信Webhook URL、テストリクエスト、受信者メールアドレス、参照するイベント項目が適切か。
  • 送信WebhookのSigning secretが設定されているか。

未確認の想定のまま有効化せず、設定上の未完了項目をすべて解決してください。

稼働中の自動化を編集する

ActiveまたはPausedの自動化を、エディターで開くことができます。進行中のコンタクトに影響する可能性がある場合、保存時に2つの選択肢が表示されます。

Update Automation

現在の自動化に、変更を直接適用します。

進行中のコンタクトがどのステップで待機しているかを把握したうえで、安全な小規模の修正に使用します。ステップを削除・置換すると、フローが中断されたり、コンタクトが自動化から除外されたりする可能性があります。

Save as New Version

参加済みのコンタクトには現在の設定を維持し、今後参加するコンタクト向けに新しいActiveバージョンを作成します。

以前のバージョンはDisconnectingに移行します。トリガーは新しいコンタクトの受け入れを止めますが、進行中のコンタクトは変更前のフローを進み続けます。最後のコンタクトが完了すると、Archivedになります。新しいコンタクトは新バージョンに参加します。

フローの構造変更、新しい配信シーケンス、待機時間の変更、大幅な条件変更、コンタクトがまもなく到達するメールの差し替えには、このオプションを使用してください。

Automations:稼働中の自動化に関する警告

一時停止、切断、コピー、削除

再開する予定なら一時停止する

一時停止すると、新しい参加を止め、進行中のコンタクトも一時的に待機させられます。問題が解消したり、予定していた中断期間が終わったりしたら、再び有効化します。

送信先の修正、メールの確認、実行タイミングが重要なフローの一時中断に便利です。一時停止中に受信したWebhookリクエストは、後から実行されるわけではありません。受け付けて記録されますが、自動化は開始しない点に注意してください。

参加済みのコンタクトを完了させるなら切断する

新しいコンタクトの参加は止め、参加済みのコンタクトには通常どおり最後まで進んでもらいたい場合は、自動化を切断します。通常は、稼働中のフローを削除するより安全です。

新しいフローのひな形として使う

構造を再利用しつつ、独立した新しい自動化を作りたい場合は、「Use as Draft」を使用します。コピーの名前を変更し、すべてのトリガー、受信者向けメッセージ、アクションの対象、Webhook、待機時間、条件を確認してから有効化してください。

削除は慎重に行う

削除は元に戻せません。別の自動化から参照されている場合は、先に参照を削除する必要があることもあります。稼働中のフローでは、削除の前に「Pause」「Disconnect」「Save as New Version」を検討してください。

設定確認のチェックリスト

有効化する前に、コンタクトの視点で自動化を確認してください。

  1. 各トリガーは、フローを開始すべきイベントを正確に表していますか?
  2. 標準トリガーが複数ある場合、対象範囲が重複せず、意図した設定になっていますか?
  3. この用途に再参加は適していますか?
  4. すべての分岐が、適切なステップや終点につながっていますか?
  5. 待機時間は正しく設定されていますか?各Date Field Delayで、値がない場合の動作も適切ですか?
  6. すべてのメールの件名、プリヘッダー、リンク、パーソナライズタグ、モバイルでの表示を確認しましたか?
  7. リードマグネットを選択している場合、保護されたタグを本文内のリンク先として使っていますか?
  8. イベントデータを使う場合、テストリクエストに必要なすべてのプロパティが含まれていましたか?
  9. Webhook URLと秘密情報は、適切なサーバー側システムにのみ保存されていますか?
  10. 送信Webhookのプレビューとテストは成功しましたか?
  11. Update Automationで進行中のコンタクトに支障が出る可能性はありませんか?Save as New Versionの方が安全ではありませんか?
  12. 依存する外部システムで障害が起きた場合、フローを一時停止または切断する方法が明確になっていますか?

まずは、小さくわかりやすいフローから始めましょう。購読者にとって明確な意味がある場合にのみ、複雑な設定を加えてください。明確なトリガー、短い分岐、目的に合った待機時間、要点を絞ったメールで構成すれば、巨大な自動化を1つ作るよりテストしやすく、通常は購読者にとってもより良い体験につながります。

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